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2009年 10月 31日
昨晩は『マガジン航』のパーティがあるというので顔を出しに表参道まで行く。地下鉄が人身事故で(朝は井の頭線で2件続けてあったらしくスタッフが遅れる)予定より遅れてしまい、ほんとに顔を出すくらいの時間(3分)しかいれなかった。盛況で楽しそうだったのだが。そのあと代官山UNITまで行きiLLのライブ。ナカコーのリラックスした(おそらくそう思う。髪が顔を覆っていてわからない。)演奏で気持ちよい時間を過ごした。連れはラストにオーディエンスに対し「ありがとう」ではなく「おつかれさま」と言ったのが気に食わないらしくディスっていた。まああれはナカコーの照れでしょうとナカコーを否定できない僕は反論した。スーパーカーの時から彼にサービス精神はなかったのだし(その役割はほかのメンバー)。店には戻らず、吉祥寺の羽幌で飲んだくれる。
今日は1時に西早稲田まで買取り。ちょうど同じ時間に早稲田松竹に行くという妻を乗せていく。今日から横浜聡子特集でトークショーがあるらしい。(立ち見もでたくらい盛況だったようです。早稲田松竹でアルバイトをしていた横浜さんですが、そのころには見せることのなかった目をしているね、とオーナーから言われたようです。) そのあと神保町まで行く。会館に駐車して作業をしていたら、不意に某女優(だれでも知っています)が歩いてきて驚いた。シュールな光景だった。というのもスローラーナーの越川さんが『森崎書店の日々』八木沢里志を原作に日向朝子・監督で、神保町を舞台に撮影しているからです。ちなみに原作者と監督は面識はないが大学の同級生になる。日向さんは学生時代から、黙々と映画に情熱を注いでいるすごい女がいる、という話は聞いていて名前だけは知っていた。そういった意味でも楽しみな映画。 昨日まで展示をしていた『私は猫ストーカー』鈴木卓爾・監督がバウスシアターで今日からレイトショーがはじまりました。観てから少し時間が経ったけれど、思い返すと星野真里が立ち上がる。役を演じているのはわかるのだけど、あまりの普通さゆえにこれは「星野真里」自身なのではないか思ってしまう。けれど、猫だったりほかの演者によって「映画」の中に引き戻される。この経験によって、このなんでもない物語が現実にも影響をもつ物語として成り立ち、自分の人生に貢献するのではないか、などど思った。で、今日は舞台挨拶だったらしく、終了後に鈴木卓爾監督がお店まで遊びに来てくれた。2週間だけの上映らしいのでお見逃しなく。 10月も終わってしまった。気づけば今年も残り2ヶ月。やり残したことはないが、やりたいことはたくさんある。ただ経済的な面でできないこともあるのだが。
by 100hyakunen
| 2009-10-31 22:59
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