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2006年 11月 28日
今日は東村山まで出張買取り。
思ったより遠かった。車庫を倉庫代わりにしている方で、ちょっとやそっとの時間では終わることのできない作業になりそうだったので、手前にあった本をお売りいただく。ある程度の量はあるのだが、あまり高く買い取ることができなかったので申し訳なかった。 やはり、お売りいただく方はある程度の期待を持っていると思うのだが、なかなかそれに答えることは難しい。どういう事情があれ、思い入れのある本を売るときはなおさらだ。だが、、こちらも商売なので、それを考慮して買取額を決定しなくてはならない。ここが一番難しいし、苦しいところだ。 夕方、桜井鈴茂さんと仲俣暁生さんが所用で来店し、しばしイベントの反省会と明るい話。ついでに、著作にサインをしてもらう。そんなわけで、百年にサイン本あります。限定です。 次のイベントを考えている。いくつかやりたいことあるのだが、その一つに漫画家の古谷実を呼びたい、というのがある。相当難しそうだが。 先日の「気分」の念頭に、桜井さんの小説と古谷実の漫画があった。彼が『稲中』で書いていた不条理な笑いから、『ヒミズ』の冒頭での「もう笑いの時間は終わりです」という宣言によって笑いをやめざるを得なかったことが僕の考える「気分」と呼応していたからだ。大雑把に言って、それは1995年から2001年9月11日とそれ以降の時代に対応していると思う。TBSラジオの「Life」で鈴木謙介さんも同じような内容のことを言っていたが、95年以降の十年間を整理(分析)しなくちゃいけないんだと思う。これは僕の年齢と関係しているからだろう。宮沢章夫が80年代論を書いたように。 イヴェントのときに仲俣さんが、小説家は古谷実に負けちゃいけない、と言っていたがまったく同感だ。ただ、それは非常に困難だろうな、とも思う。 そんなわけでいつか呼べるといいなぁと思っている。
by 100hyakunen
| 2006-11-28 22:19
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