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2007年 01月 09日
午前10時、お客さんの家に買い取りに行く。宅買いというやつである。今回のは故人の蔵書整理だ。
査定をさせていただき、百年向きというのはあまりなかったので、ひょっとしたら他店よりも低い見積もりだったかもしれないが、提示金額で了承していただいた。 すごい量なので、本棚から出すのも大変だし、本を運びやすいように束にしてしばるのだけどそれも大変だし、重いし、という感じで汗をかき、腕の筋肉を鍛え、せっせと車に詰め込んだ。その結果、車はパンパンになり、やや黴臭くなり、重さでシャコタンになった。 それでも、一回で運べるような量ではなかったので、また後日お伺いすることになった。その前に車を空っぽにしなくてはいけないので、まだまだ腕の筋肉を鍛えることができそうだ。腰には気をつけなくては。書店の職業病とも言われる腰痛、ぎっくり腰には最善の注意が必要なのだ。 棚を整理しているときに、巨大ゴキブリが出てきたときは焦ったね。叫びたかったが堪えた。僕は嫌いなんですよ。家の方に助けを求め、退治してもらう。掃除機でひょいっと吸ってました。 あと、故人の方の旅行に行った際のスクラップブックが本棚にあって、開いたらかっこいいのなんの。大竹伸朗もびっくりのスクラップで、コラージュまではしてないが、いい印刷物のチョイスだった。これはお譲りしていただけなかったが、もし、こういったのが50冊くらいまとまったら展覧会みたいなのしたい、などと妄想。 午後4時からは仲俣さんの授業。 平日のこの時間帯ということで、人数は限られてしまったが、結果的にちょうどいい人数だったかな、と。予想外は授業なのに、学生がほとんどいない、外部の方のほうが多いということだった。卒論の時期とかぶったというのが原因。あと、学校から遠いというのもあったらしい。 授業内容は「書店という装置について」ということで、総合的に「書店」について話しつつ、「街」や「ロスト・ジェネレーション」にまで話は拡がり、僕としては「書店」についての新しい視座を得ることができた。お客さんもこまめにメモを取ったりしていたので、得るところはあったのではないかと思う。 反省するべき点は、途中から僕と仲俣さんの対談みたいな感じになったのだが、もう少し整理してから挑めばよかったというところだ。くっ。 今日は仲俣さんの文芸批評以外の、編集者とも違う側面がみれて楽しかったな。機会があれば、またやりたい。
by 100hyakunen
| 2007-01-09 21:58
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