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2007年 10月 25日
やっと昨日の買取り分の値つけが終了。
一日仕事だったな。 おもしろい本が多かったので楽しかったけれど疲れた。 溜まっていた文庫の値つけも終わった。 均一棚を減らし、文庫棚を増やそうか検討中。 フォイルの新刊・写真集『REAL WORLD』(スン・ウー・バック)が入荷。 撮られている風景、ミニチュアの世界の名所、から考えると皮肉なタイトルでもある。 二つのプロジェクト・ミニチュアの世界〈REAL WORLD〉と北朝鮮を撮影した〈BLOW UP〉を混在させながらのページ構成が、観る者を〈現実〉から離れさせていく。その浮遊性こそが、立ち位置のあいまいさこそが韓国の現実なんだと感じさせる。 僕はこの写真集で岡崎京子を思い出した。 平坦な戦場で生き延びること。 岡崎京子のアクチュアリティを痛感する。 本城直希『small planet』はそれを技術で表現していると思う。 日本と韓国に同時期にこういった写真表現をする写真家がいることがおもしろい。
by 100hyakunen
| 2007-10-25 23:09
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