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2008年 05月 30日
出品本を積んだ車で明古へ。
特選市。けれど、そんなに惹かれるのがなかった。それ以前に今日はまとまった支払いをしてしまったし、来週は洋書会の大市の支払いがあるし、と考えたら財布の紐をぎゅうっと固く固く締めた。まだ手をつけてない本も店にあることだし、無理をしないようにした。自動車税も払ったし。今月後半は支払い道場だった。苦しかったな。 「カタリココ」のチラシをかげろう文庫さん、にわとり文庫さん、音羽館さん、会館に置いてもらう。 問い合わせも多いです。注意事項もあるのでHPをご覧下さい。たぶん一日で埋まるな。 FOILのギャラリーに寄って、チラシを置いてもらう。せっかくなので、角田純さんの展示をみる。「幸福感」とでも言うべきものが静かに漂う。画布に描かれたいくつもの輪が、血管に入り込み、体全体に行き渡るような感覚を覚える。心地よい。もう少し安かったら買いたかったな。 そういえば、市に山下菊二の水彩画が出ていた。もちろん入札したがぜんぜん届かず。気が狂ってるとしか思えない絵。いいもの見た。 帰り道、荻窪のささま書店さんに寄り、チラシを置いてもらうついでに店内を拝見。少し凹んだ。そして、もっとがんばらないとな、と固い決意を胸に抱き帰った。 百年をはじめる前に、とある人(同業者じゃないよ)から、ささま書店さんには古本界のイチローがいるんだよ、と教えてもらった(見た目のことではない)。なんのことがさっぱりわからなかったが、市場に通うようになってわかった。確かにいるな、と。打倒イチローである。どこの店も一緒だと思うが。 たまには宣伝。 6月1日(日)~3日(火)に神保町の古書会館で「アンダーグラウンド・ブックカフェ」を開催。残念ながら今回でFINALだそうです。古本散歩がてら行ってみてはいかがでしょうか。もちろん百年に来ることも忘れずに。
by 100hyakunen
| 2008-05-30 23:21
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